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2013/05/06

【ネパール/ポカラ2】リハビリ・トレッキング


入院騒動では、多くの方にご心配おかけし申し訳ございませんでした。

退院後は、おかゆ からはじまり、おじや、ピザ、ビール、カレー、カツ丼!!と
めきめきと食欲が回復し、順調に気力を取り戻しております。
もはや、1日1本バナナを食べるのさえつらかった日々が懐かしい…


いやしかし、今回の件で痛感したのは「人間、健康が第一」ということ。
そして、「健康とは食である」。しいては、「人間とは食である」という考えに至った。

人間の営みは「食」を中心に回っている。三度の飯、おろそかにすることなかれ!!
*ピッカーン!ブッタが菩提樹の下で悟りを開いたように、私はベットの上で悟りを開いてしまった。
 大事なのは「空」ではなく「食う」です。(あ、うまいことまで言っちゃった)


一方、体力も9日間床に臥せった結果、すっかりなくなってしまった。
この3ヶ月、旅をしながら身に付けた体力はゼロに…。
約16キロのバックパックが持ち上げられなくなっている!?

そこで、体力回復のため1泊2日のミニトレッキングに出かけることにした。
(ネパールで1泊2日のトレッキングなんて、ハイキングだと鼻で笑われる。でもいいのだ!)

目指すは「ダンプス」。
ポカラから日帰りもできる小さな村で、眼前にマチャプチャレやアンナプルナを望むことができる。

ダンプスへの登り口がある「フェディ」までは、ローカルバスなどを乗り継ぎ移動。
こんな旅感を味わうのも久しぶりでワクワクする。

フェディでバスを下りるとすぐ目の前に階段状の入り口。気合を入れる旦那。

こんな感じの階段をひたすら登っていく。最初の30分が一番の難所。

後ろを振り返るとすごい段々畑の山。

登りはやはりきつい。途中休みながらゆっくり進む。

のどかすぎる村を通過。

「おじゃましまーす」という感じで、民家の横や畑の畦道を歩く。


ゆっくりでも一歩一歩、確実に前に進むのが登山のよい所。
久しぶりの運動にひーこら言いつつも、さわやかな気持ちになるから不思議だ。
(と言いつつ、「山菜もキノコも採らずにただ山を登るなんて」と思ってしまう私には長野県人のDNAが色濃く流れている)

約2時間半かけて、目的地のダンプスに到着!
冷たいコーラのおいしかったこと。

夜は停電で真っ暗になるため、夜の7時には皆食事を済ませる。
そして、9時には就寝。あぁ、健康的。

真っ暗な中、庭で蛾やハエに混じって食事。
空を見上げると、星がこれでもかと言わんばかりに輝いている。

朝5時起床。日の出を待つ。
私にもこんなさわやかなことができる一面がある。(誰も言ってくれないので自ら積極的に)

あいにくの曇りながら、太陽と一緒にアンナプルナ・サウスが見えた!
思わず拝む。「健康で安全でありますように」

帰りは快調そのもの。フェディ目指して1時間半で下山。
夫は膝を負傷。ご来光への願い届かず…

宿情報



ANU GEST HOUSE

・セミダブル2つ+シングルベット、トイレ付の部屋で300ルピー(約330円)
・ダンプス到着地から道なりに約1分進んだ場所にある
・庭の花がよく手入れされており綺麗
・宿のスタッフもみなにこやかでのんびりしている
・宿泊費が安い分、食事代がやや高い
・夜は停電するが予備蛍光灯あり
・蛾、ハエ、蚊は少しいるが、まぁ山だしそんなもんかという感じ
・ベッドなどは清潔な雰囲気
・天井をネズミが走り、ひっかく。顔面に落ちてくるのでは、という恐怖あり。

2 件のコメント:

  1. 入院、大変でしたね。無事に(?)退院出来たようで何よりです。それにしても、人、町並み、全ての景色に圧倒されます。東京にいたら想像すら出来ない。 引き続きブログ楽しみにしています。道中お気をつけて。のっぽ

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    1. のっぽっぽ
      コメントありがとう!!励みになります。
      いまは元気全開だよ。入院中には諦めかけたインドを闊歩できてるからね。
      世界は広くて、そこに人がいて、生活があって…次から次へと楽しいことがおこるよ。すごいね。

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